型取りくんは簡単にいろんな型をとれる便利な素材じゃ。
ここでは「型取くん」の基本的な使い方を勉強しよう。


1.準備



先ずは準備じゃ。

「型取くん」を温めて柔らかくするんじゃ。

「型取くん」は熱を加えると柔らかくなる性質の素材で出来ておる。

温め方は、色々じゃ。
お湯の中に入れて温めるもよし。
ホットプレートの上においておいても良いぞ。
ドライヤーで温めるのも一つの方法じゃ。

しかし、直接火であぶってはいかんぞ!。

どの方法を採るにしても火傷にはくれぐれも注意するようにせんといかんぞ。




2.使い方





温めた「型取くん」を手で触れるぐらいまで冷ますんじゃ。
熱いままの「型取くん」に触ると火傷の危険性があるから注意するんじゃぞ。

手で触れるぐらい冷めたら、「型取くん」を粘土のように丸めて、型を取りたい部分に押し付けるようにして型を取るんじゃ。

平らなものなどの型を取るときはテープなどで「型取くん」が固まるまで押さえておくと上手くいくぞ。

きっちりと押し付けて型を取るとびっくりするくらい細かい部分まで綺麗に型が取れるぞ。





3.「型取くん」の量と型を取れる面積について
良くある質問が、「型取くん」でいったいどれくらいの面積の型を取れるかということじゃ。
実際買いに行っても重さしか書いてないからのう。
そりゃ解らんのも無理はない。

そこで、ここでわしが教えてやろう。
左の写真が25gの「型取くん」じゃ

この量で大体、3mmぐらいの厚みにすると、9.5cm×9.5cmの面積の型が取れる。
つまり、10gの型取くんで3mmの厚さで6cmx6cmの面積の型が取れるぐらいの分量になっとるんじゃ。
覚えておくんじゃぞ。





4.色々な使用例

どうじゃ?
以外に簡単したじゃろう?
「型取くん」をうまく使うといろんな物が作れるぞ。
「プラリペア」と組み合わせればもう無敵じゃい。

これをうまく使えばグラスファイバーのボートのデッキにうっかり空けてしまった穴だって下の写真の通りに修理出来てしまうぞ。



この方法は車の板金修理にも応用できるんじゃぞ!。

ほかにも色々なものが簡単に出来る。


ギアの複製や貝などの標本を作るのなどお手の物じゃ。
どうじゃ?。びっくりしたか?。

「プラリペア」と「型取くん」この二つを組み合わせて色んなことが出来るようになればもう修理の達人じゃな。