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「プラリペア」とは・・・・
プラリペアは、粉と液を必要量だけ混ぜて使う、2種混合タイプの造形補修剤です。割れたり、欠けたり、また欠けてなくなってしまった部分の再生、FRP繊維などを使って部品の強化、ネジ山の再生も簡単にできてしまいます。
だから、プラリペアは厳密に言うと接着剤ではありません。
もちろん接着効果もありますが、ただくっ付けるわけではなく、折れたり、割れたりした部分を溶着(溶かして固める)補修します。
プラリペア自身も固まると樹脂になります(アクリル樹脂になる)。
ですから、欠けてなくなってしまった部分も再生復活させるという普通の接着剤では不可能なことも出来るわけです。
つまり、プラリペアとは単なる接着剤ではなくて、「造形補修剤」なんですね。
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「プラリペアの特徴」 |
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プラリペアは、合成樹脂のパウダーと専用リキッドを混合し重合硬化させる補修剤です。
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各種素材(対象物参照)に化学結合あるいは付着接着します。
●接着材料、充填材料
(すき間のある物の接着)、
●造形材料
(穴うめ、欠けた部分の補修、
ネジ山再生)、
●絶縁材料として利用できます(黒色以外)。(黒色はカーボン入りで微弱な電流が流れるので不向きです。)
硬化後、樹脂になりますので、大きな力や振動の加わる部分の接着も安心。
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室温で短時間のうちに硬化します。
(5分/25℃)
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各種素材(対象物参照)に化学結合あるいは付着接着するので、接着材料、充填材料、造形材料、絶縁材料(黒色以外)として利用できます。
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硬化後はプラスチックと同等の物性を発揮します。
(硬度:ヌープ硬さ11、耐熱温度:100℃、曲げ強度:6.2×10kg/cm2)
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補強材(金網、ガラス繊維等)を包容硬化すれば機械的強度を増強することができます。
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硬化が早いので、即日に取付けや研磨が出来、表層に塗装、メッキなどの仕上げ処理ができます。
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どんな素材に使えるのかな? |
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■プラスチック |
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・ABS
・AS
・PMMA
・PS
・PVC
・PC
・ASA
・AES
・MF
・PU
・EP
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ABS樹脂
AS樹脂
アクリル樹脂
ポリスチレン
塩化ビニール樹脂
ポリカーボネート
ASA樹脂
AES樹脂
不飽和ポリエステル樹脂
ポリウレタン
エポキシ樹脂 |
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○ ○ ○ ○
○
○
○ ▲ ▲ ▲
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▲は種類によります。 |
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■その他 |
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・FRP
・バルサ材
・アルミ
・石
・コンクリート |
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※注意※ PE(ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)・PTFE(フッ素樹脂)・PA(ナイロン)・エンプラ系樹脂等には接着しませんのでご注意下さい。
(接着可能なプラスチックかどうかのチェック!裏面など汚れても問題のない所に液をつけて、少しでも溶ければ接着できます)
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用 途 |
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自動車部品、バイク部品、家電製品、コンピュータ、家庭用品などプラスチック製品の補修再生 |
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プラモデルの組立て
ラジコン模型の製作補修
塩ビパイプの加工補修
木工製品の加工補修
木部やプラスチック製品のネジ山再生
ルアーの修理や製作
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アクセサリーや人形等の製作に
( 創って直せる!用途はアイデア次第!)
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