ＰＰ製品のパーツは直接プラリペアでは溶着しませんがプラリペアとガラスクロスを併用しアンカー効果でガッチリ固定してしまいます。

折れてしまった部分をヒートリペアなどで固定する事によって更に強力にまた後の作業が楽に行えます。

ヒートリペアを使い電熱ピンで折れた部分がブリッジ結合された状態です。

折れてしまった部分の両側にドリルで２〜３ｍｍの穴を沢山あけます。
※アンカー効果を利用するため。
＜ワンポイントアドバイス＞
ドリルで開けた穴に前もってプラリペアを入れておけば更に安心です。

ポリエチレンシート（一般のポリ袋を小さく切ってお使い下さい。）の上に補強用のガラスクロスを必要なサイズにカットし置きます。

ガラスクロス全体に薄く隠れるくらい粉をふりかけます。
＜ワンポイントアドバイス＞
パウダーはクロス全体にまんべんなくふりかけるのがコツです。

液をポトポトと落としていき全体が漬かるように素早くかけていきます。
＜ワンポイントアドバイス＞
液は少々多くても揮発してしまうので少し多めにするのがポイントです。

ポリエチレンシートごと手にとって補強部分に貼付け、指で押さえて空気を抜き馴染ませます。
※ガラスクロスはぐるりと一周させる事が必要です。

約５分で化学結合！（２５℃）
ポリエチレンシートをはがし、余分な部分をヤスリなどで削って仕上げます。